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2014/05/24

左折事故から身を守ろう

楽しい自転車ライフを送っていますか?自転車は車両だと法律で決められているから、基本的には車道を走らなければいけません。歩道に上がる時は、スピード出しちゃダメだよ。徐行運転といって、いつでもすぐに止まれるゆっくりの速度でペダルをこぎます。
おじさんは、徐行しながらでも歩行者を追い抜く際には、手前から「すみません。右(または左)通ります」と声をかけるようにしています。お互いがけがをしないための用心です。
車道を走るということは、自動車との事故に遭う危険と隣り合わせだけど原則、自転車は車道走行と決められています。今日は悲惨なバイク事故の新聞記事を紹介します。暗いニュースだけど、自分を守るためだと思って読んでほしいです。
1981年7月15日の朝日新聞朝刊です。見出しは「左折巻き込み死亡事故二件」。以下に引用します。事故現場と個々人の名前は、おじさんの判断で省略しています。近ごろはニュースが多すぎて、交通での注意を喚起する報道は少ないよね。

14日、東京都内で交差点を左折する大型車に自転車が巻き込まれ、乗っていた人が死亡する事故が2件あった。
北区で8歳の小学校三年生が大型ダンプに巻き込まれ、即死した。
警察署の調べでは、運転手が左後方をよく注意しないで左折しようとしたため。
板橋区の交差点では、26歳の主婦が大型タンクローリーに巻き込まれ、間もなく死んだ。

大きな車は視界が狭く、後ろが見にくいです。運転手さんの質も千差万別です。何より人間は必ずミスを犯します。おじさんは運転免許証を取るための講習で、「左折する時には左ミラーを見て、二輪車などがいないことを確認、後から二輪車が入ってこられないように車を左に寄せてから曲がる準備をしなさい」と習いました。でも、それが守られていると思えません。多くの車が逆に右へ大きくふくらんでから曲がっている場面をたくさん見ます。方向指示器を使わずいきなり曲がるクルマもいます。そんな事故のキケンから、どうすれば自分を守れるかな?
おじさんはクルマに近づきすぎないようにしています。トラックやバスはもちろん、普通の乗用車にも、万一の危険回避ができる距離をつくることにしています。そうすれば信号機はじめ先の交通状況がわかるし、急ブレーキにも対応できるよ。
自動車には近寄らないのが一番。見た目がカッコいいせいか近年はやっているSUVなんかも、重心が高くて車重があるせいか、おじさんの体験ではブレーキ操作をなるべくサボる、乱暴な運転をしているドライバーをたまに見かけます。
自転車に乗ってる時は決して周りのクルマを信用しちゃいけません。みんなで安全で快適なバイシクル生活を送ろう。