コピー禁止

2014/05/21

明治時代の無灯火バイク

みんなは自転車に乗っているかな?晴れた日に遠くに出かけるには気持ちがいい季節になりました。おじさんも細いタイヤを着けたロードバイクに乗るのが好きです。
でも、交通ルールは守らなくちゃね。暗くなってもライトを点けずに街中を自転車で走り回る人が最近目立ちます。おじさんはハラハラしています。自分も歩行者もけがをするよ。
今日は1879年3月9日の朝日新聞朝刊から、自転車の記事を紹介します。

夜中無提灯にて自転車に乗り往来する者は以来詿違罪目(かいいざいもく)第一条に依りて処分せらるると云ふ(引用おしまい)

夜に自転車を運転する時は、必ず提灯を携行して下さい。そうしないと罰せられますよ、と言っています。「詿違罪目」というのは、当時比較的軽い犯罪に適用された、今の軽犯罪法みたいなものだね。
人通りも少なくて自動車なんてまだ無い明治時代に、無灯火運転を取り締まっていたんだから、ライトを点けない自転車はやっぱり相当危険なんだ。
けがをしない、させないことを意識して、楽しく乗ろう。